2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
レアアース泥は、重希土を含んだレアアースの資源として重要なものであります。しかし、このマンガン団塊とレアアース泥は水深が四千メーターを超えますので、それを上に揚げる技術、揚鉱と呼んでおりますけれども、それを開発するのはまだまだハードルがあると思います。
レアアース泥は、重希土を含んだレアアースの資源として重要なものであります。しかし、このマンガン団塊とレアアース泥は水深が四千メーターを超えますので、それを上に揚げる技術、揚鉱と呼んでおりますけれども、それを開発するのはまだまだハードルがあると思います。
近藤副大臣を派遣いたしましたが、このプロジェクトでは、来年以降、より貴重なレアアースであります中重希土を含めた年間四百トンのレアアースを確保できる見通しとなりました。 さらに、先週十一月八日には、日本政府が支援をしておりますインドのインディアン・レアアースプロジェクトがインド政府の閣議において了承をされました。来年以降、年間四千百トンを確保できる見通しであります。
プロジェクトの対象といたしましては、まさに今御指摘のございましたように、緊急の対応が必要となる案件ということで、ジスプロシウム等を中心といたしました、特に重希土を念頭に置いたレアアースを中心といたした案件を想定させていただいています。例えば、ブラジルとか豪州、あるいはキルギス、カザフスタン等の中央アジアなどを想定させていただいております。
トウ小平は、既に一九九二年の南方巡話の際に、中東に石油あり、中国に希土、希土というのはレアアースでございますね、レアアースありと、これを中国の経済的な競争力に転換しなければいけないということを宣明している。江沢民も同じことを言っております。つまり、国家元首のレベルでそこまで立ち入って彼らは資源確保ということを言っている。
現地の企業は希土鉱石を選鉱する業者でべー・ミネラルズ社という会社でございますが、そこと合弁をしたわけでございます。私の承知をしておる限りでは、三菱化成は三五%、それから現地の企業でべー・ミネラルズ社が三五%、その他現地企業が三〇%、資本金八百万マレーシアトル、約八億円で設立をされたと言われております。